シナリオの作り方 キャラ編(3)

今日映画を見てきまして、キャラから作る方法で説明の方法が浮かんできたので今日はそれです。
今回は実践はなし。でも、応用はしやすい話ではないかと思います。

 皆さんはビックリマンってしってますか?多分ほとんどの人が名前くらいは知っていると思います。
チョコレートのおまけにシールがついているって言うお菓子なんです。そして、コレについているシール。コイツの裏面には3行くらいの文章が書いてあるんです。この文章はそれ一枚では意味不明な言葉の羅列なのですが、いくつものカードに書いてあることを読んでいくうちに、徐々にそこに物語があるということに気付くのです。そこに物語を見出すことによって、ただのシールではなくなるのです。
 コイツ応用って言うのもへんなのですが、まずキャラクターを10体位作ります。まあ、20でも30でも多いなら多いに越したことはありません。そして、それぞれのキャラクターに設定をつけていきます。適当に負けた経験や、任務の設定、今回やった実験体と言う設定など、どんどん大風呂敷を広げた設定を作るところがポイント。
 そしたら、後は設定同士を勝手にリンクさせていくのです。コイツとコイツはライバルだ。とか、コイツが姉さんを殺したんだとか。思いつく限りリンクしたら、シナリオに使えそうな設定をピックアップします。もちろんひとつである必要はありません。
 ピックアップしたら今度はその関係について、掘り下げていくんです。ここでも大風呂敷を広げる。事件とかあったら尚いいです。シナリオにそのまま流用もききますし。その因縁からシナリオを作るもよし、ギミック編のアレを使ってあわせ技をするもよし。
 注意点は、伏線を無理して回収しようとしないこと。伏線なんて100張って10回収できればいい。そのくらいに思っておいてください。あまり多くの伏線を回収しようとするとNPCが主体になり吟遊GMに成ってしまう可能性がでてきますので、ご注意を。

本日のポイント

  1. とりあえずキャラを10体位作る
  2. 設定を細かく設定する
  3. キャラ間の設定を勝手にリンクさせる→因縁をつくる
  4. 面白そうなリンクを選んで、枝葉をつけてい

とまあ、こんなところかな